院長コラム

診療にあたっての想い、考え方

嗅覚障害の原因と治療   2017.06.20

嗅覚障害 原因となっている病態によって治療方法を選択します.
前鼻鏡検査・鼻腔ファイバー検査、レントゲンと静脈性嗅覚検査を行い病態を分類します. 1、3なら投薬で、2.は手術治療が有効です.

投薬治療も短期間で回復する症例、長期投薬が必要となる症例が混在します. 静脈性嗅覚検査の結果が芳しくないと治療期間が6ヶ月~1年半くらいかかりますので、辛抱が必要. 2は総合病院の耳鼻咽喉科へ紹介します.手術後、投薬治療も行います. 4.は投薬治療ですが、完全な回復は得られない症例が多いものです.

感冒後の嗅覚障害例は嗅粘膜が傷んでいるために治療に苦慮することが多いです.様々な医療機関を転々とする患者さんも多い領域です. ある漢方薬が奏功するという報告があり、自分も最終的に完治した症例の経験があります.

できる限りコミュニケーションをたくさんとり、患者さまと一緒に、一番いい治療を探していきたいと思っています.


患者さんと一緒に、一番いい治療を探す. そんなクリニックでありたいと思います.