ごあいさつ
あいの里耳鼻咽喉科について
このたび拓北・あいの里地区で耳鼻咽喉科診療を始めさせていただくことになりました.平成10年に医師となってから、途中3年間ほど基礎研究の機会を含め、道内の耳鼻咽喉科の病院勤務医として18年間過ごしてきました.
耳鼻咽喉科領域の診療内容には外来、検査、手術および手術を伴わない入院と多岐にわたります.中でも外来診療が最も患者さんの目線に近いところで係わることができ、次第に自分の中で、重点的な分野となっていました.治療の効果をすぐ感じとれるのが魅力です.5,6年ほど前から、限られた時間をできるだけ外来診療に充てたいと考えるようになりました.
拓北・あいの里地区にはクリニックで耳鼻咽喉科を担当する先生が居られず、少し遠方のクリニック・病院まで足を運ぶ方が多いと聞き、地域に貢献もできるのではと思い、この地を選びました.
みみ・はな・のどの病気はもちろん、できるだけ、からだの不調の初期対応に努めたいと考えています.耳鼻咽喉科はスペシャリティではありますが、例えば便秘の管理をすることでめまいや耳鳴向けの薬の効果が改善したり、腹診を取り入れることで適切な薬を選ぶことが出来たりと、ジェネラルな身体症候にも留意したいと考えます.一見耳鼻咽喉科では無さそうな症状にも、気軽に相談できるクリニックでありたいと思います.
処方はできるだけ、少ない種類で短期間で済むよう考えてといます.
どの疾患も年々少しずつ、概念や推奨される治療方針が変わってゆきます.別個の疾患と思われていたものが実はひとつの概念でくくられるようになったり、逆に細分類されたり.こうした臨床医学的な変遷にも、対応してゆきたいと考えています.
院長 森合 重誉
これまでの主な勤務先
旭川医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
北海道社会保険中央病院
市立稚内病院
日鋼記念病院
市立士別病院
旭川厚生病院
北見赤十字病院
遠軽厚生病院
資格
日本専門医機構認定耳鼻咽喉科専門医補聴器相談医
医学博士
めまい相談医